「意見を言え」では組織は変わらない。社員の主体性を引き出す経営者が実践していること

この記事で分かること
「もっと意見を言ってほしい」と思っているのに、社員が発言しない。
本記事では、17年以上の経営と現場経験をもとに、主体性が育たない本当の理由と、
社員が自ら考え行動する組織をつくる方法を解説します。
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「もっと意見を言ってほしい。」
経営者なら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、
どれだけ
「自由に発言していいよ」
と言っても、
組織はほとんど変わりません。
なぜなら、
人は言葉ではなく、
体験から学習する生き物だからです。
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「意見を言え」だけでは人は動かない
例えば、
社員が勇気を出して提案したとします。
ところが、
・その場で否定された
・「今回はいいや」と流された
・理由もなく却下された
これを何度か経験すると、
社員は学習します。
「あ、言っても意味がない。」
その瞬間から、
意見は減ります。
考えることも減ります。
やがて、
指示を待つようになります。
経営者は
「うちの社員は主体性がない」
と感じるかもしれません。
しかし、
実際は違います。
主体性を失わせる環境ができてしまっただけなのです。
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人は本来、主体的な生き物
子どもを見れば分かります。
「これ見て!」
「こうしたらどう?」
「自分でやる!」
本来、人は
考えたい。
認められたい。
役に立ちたい。
そんな欲求を持っています。
それが、
何度も否定されることで、
「考えない方が楽だ」
と学習してしまうのです。
つまり、
主体性がない人ではなく、
主体性を出せなくなった人が増えているだけなのです。
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主体性は「成功体験」で育つ
私が大切だと思っているのは、
意見を求めることではありません。
意見が採用される体験を増やすことです。
例えば、
「それいいね。」
「やってみよう。」
たったこれだけでも、
社員の表情は変わります。
一度でも
自分の提案が会社を動かした経験がある人は、
次も考えます。
もっと工夫します。
もっと会社を良くしたくなります。
なぜなら、
「自分の考えが役に立った」
という成功体験が残るからです。
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管理より信頼が人を動かす
私たちの会社では、
営業ノルマを廃止しました。
最初は、
「売上が落ちるのではないか」
という不安もありました。
しかし、
結果は逆でした。
・売上は伸びた
・紹介は増えた
・社員同士の相談も増えた
理由はシンプルです。
数字ではなく、
お客様を見て考える社員が増えたからです。
人は、
管理されるより、
信頼された時の方が力を発揮します。
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経営者の仕事は環境をつくること
「主体性を持て。」
そう言うだけなら簡単です。
しかし、
主体性は命令で生まれるものではありません。
環境によって育つものです。
だから私は、
経営者の仕事は、
優秀な人材を探すことではなく、
挑戦したくなる環境をつくることだと思っています。
社員が、
「やってみたい。」
「もっと良くしたい。」
そう思える会社になれば、
組織は自然と強くなります。
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比較
主体性が育たない組織
・発言しても否定される
・失敗を責める
・上司が答えを決める
・数字だけで評価する
・指示待ち社員が増える
主体性が育つ組織
・提案を歓迎する
・まず挑戦させる
・成功体験を積ませる
・行動を認める
・自ら考える社員が増える
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チェックリスト
□ 社員の提案を最後まで聞いている
□ 「それいいね」と言う機会がある
□ 小さな提案でも実行している
□ 失敗より挑戦を評価している
□ 数字だけで評価していない
□ 社員が安心して発言できる雰囲気がある
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現場だからこそ分かったこと
17年以上、
経営を続けて感じるのは、
組織は制度だけでは変わらないということです。
人が変わるのは、
成功体験を積み重ねた時です。
だから私は、
社員に
「もっと考えろ」
とは言いません。
その代わり、
考えたくなる環境をつくることを大切にしています。
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専門家コメント
組織づくりにおいて最も重要なのは、
能力より心理的安全性です。
「発言しても大丈夫」
「挑戦しても認められる」
そう感じられる職場ほど、
主体性は自然に育ちます。
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よくある質問
Q. 主体性がない社員はいますか?
ほとんどの場合、環境によって発揮できていないだけです。
Q. 提案がすべて採用できません。
採用できなくても、理由を丁寧に伝えることが大切です。
Q. ノルマがないと成果は落ちませんか?
会社によりますが、信頼を軸にした評価制度があれば成果が上がるケースもあります。
Q. 若手社員が発言しません。
まずは小さな成功体験を作ることから始めてください。
Q. 心理的安全性とは何ですか?
安心して意見を言えたり挑戦できたりする職場環境のことです。
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まとめ
主体性は、
才能ではありません。
環境が育てるものです。
「意見を言え」
より、
「その意見いいね。」
この一言の方が、
組織を変える力があります。
社員が変わらないのではなく、
社員が変われる環境を、
経営者が用意できているか。
そこが、
組織づくりの分かれ道なのだと思います。
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この記事のポイント
・主体性は命令では生まれない
・人は成功体験によって成長する
・管理より信頼が組織を強くする
・経営者の仕事は環境づくり
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ライズ・ステージ株式会社では、不動産だけでなく、「人を信頼する組織づくり」を大切にしています。
数字だけを追うのではなく、お客様にも社員にも誠実であり続けること。
そんな経営をこれからも続けていきます。
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メッセージ
私たちの仕事は、不動産を売ることではありません。
お客様にも社員にも、
「あの会社と関われて良かった」
そう思っていただける環境をつくることです。
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この記事を書いた人
天王寺谷 亮
ライズ・ステージ株式会社 代表取締役
17年以上、不動産業界に携わり、地域密着で住まいの売買・住宅ローン・相続相談をサポート。
営業ノルマを廃止し、「信頼される組織づくり」を実践しています。
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読者への一言
組織は、
制度だけでは変わりません。
人が変わるのは、
信頼され、
挑戦し、
認められた時です。
その環境をつくることこそ、
経営者の一番大切な仕事なのだと思っています。
2026.08.05
