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宝塚市で住宅ローンを組むなら団信も確認|団体信用生命保険の仕組みと選び方を解説

結論|住宅ローンは「金利」だけでなく「団信の保障内容」まで比較してください

住宅ローンを比較するとき、

「どこの銀行が一番金利が低いですか?」

という質問をよくいただきます。

もちろん金利は重要です。

しかし、住宅ローンを選ぶときにもう一つ確認してほしいのが、

団体信用生命保険(団信)

です。

団信とは、住宅ローン返済中に契約者が死亡または所定の高度障害状態になった場合など、

契約した保障条件に該当すると、保険金によって住宅ローン残高の全部または一部が返済される仕組みです。

さらに金融機関や住宅ローン商品によっては、

  • がん

  • 三大疾病

  • 八大疾病

  • 就業不能

  • 介護

などに備える保障を付けられる場合があります。

つまり住宅ローンは、

「いくら借りられるか」だけではなく、「万が一のとき家族の住まいをどう守るか」まで考えて選ぶもの

だと私は考えています。

宝塚市を中心に17年以上、不動産売買・住宅ローンの相談に携わってきた経験から、団信の基本的な仕組み、確認したいポイント、生命保険との考え方まで分かりやすく解説します。


この記事で分かること

  • 団体信用生命保険とは何か

  • 団信で住宅ローンがどうなるのか

  • 一般団信とがん団信などの違い

  • 団信の保険料・金利上乗せの考え方

  • 団信に加入できない場合の住宅ローン

  • 生命保険を見直すときの注意点

  • 住宅ローン契約前に確認したい項目


団体信用生命保険とは?

団体信用生命保険は、

住宅ローンを借りた人に万が一のことがあった場合に、住宅ローン返済を保障するための生命保険

です。

例えば、

住宅ローン残高が3,000万円あるときに、契約者が団信の保障対象となる事由に該当したとします。

契約内容に基づき保険金が支払われれば、その保険金によって住宅ローン残高が返済されます。

その結果、ご家族が住宅ローン返済を引き継がずに住み続けられるケースがあります。

ただし、

どのような状態になれば保障されるかは、加入している団信によって異なります。

「団信に入っているから何があっても住宅ローンがなくなる」

という制度ではありません。

契約前に保障条件を確認することが非常に重要です。


1.基本の団信は「死亡・所定の高度障害」などが中心

一般的な団信では、

  • 死亡

  • 所定の高度障害状態

などを保障対象としている商品があります。

例えば住宅ローン返済中に契約者が亡くなり、保障条件に該当した場合、

団信の保険金によって残っている住宅ローンが返済されます。

住宅ローン残高が、

3,500万円でも、

2,000万円でも、

500万円でも、

その時点の対象となるローン残高に応じて保険金が支払われる仕組みが一般的です。

これは住宅購入を考えるうえで非常に大きな保障です。

家計を支えていた人に万が一のことがあった場合でも、

「住宅ローン返済+家族の生活費」

を同時に抱えるリスクを軽減できる可能性があるからです。


2.がん団信・三大疾病など保障を広げられる商品もある

最近の住宅ローンでは、基本的な団信だけでなく、保障範囲を広げた商品もあります。

例えば、

  • がん保障

  • 三大疾病保障

  • 八大疾病保障

  • 就業不能保障

  • 介護保障

などです。

ただし、

「がん団信」と書いてあれば全部同じ

ではありません。

商品によって、

  • どの状態で保障されるのか

  • 診断だけで対象になるのか

  • 所定期間の就業不能が必要なのか

  • 住宅ローン残高の100%が保障されるのか

  • 50%など一部のみ保障されるのか

  • 対象外となる疾病や条件

  • 保障開始までの待機期間

などが異なります。

住宅ローンを比較するときは、

「がん団信付き」

という名前だけを見るのではなく、

どの条件になったら、いくら住宅ローンが減るのか

まで確認してください。


3.団信の保険料は住宅ローン商品によって違う

団信について、

「保険料はいくらですか?」

と聞かれることがあります。

これも住宅ローン商品によって異なります。

基本的な団信については住宅ローン金利に保険料相当分が含まれている商品もあります。

一方で、保障を充実させる場合、

住宅ローン金利に一定の金利が上乗せされる商品

もあります。

例えば、

通常金利 年0.8%

保障を充実させると 年1.0%

というように、金利が変わる場合があります。

わずかな金利差に見えても、住宅ローンは長期間返済するため、総返済額には差が出ます。

だから、

保障内容だけでも、金利だけでも決めないこと

が重要です。

保障を増やすことで安心が増える一方、そのために毎月返済額がどの程度変わるのか。

両方を確認してください。


4.団信には健康状態の告知が必要になる場合がある

団信は生命保険です。

そのため加入時には、健康状態などについて告知を求められることがあります。

例えば、

  • 現在治療中の病気

  • 過去の病歴

  • 手術歴

  • 投薬状況

などによっては、希望する団信へ加入できないケースがあります。

ここで大切なのは、

自分で「この程度なら書かなくていい」と判断しないこと

です。

告知事項は質問内容に沿って正確に申告する必要があります。

住宅ローン審査が通っていても、

団信の審査結果によって住宅ローンの利用条件が変わる場合があります。

ですから、持病や通院歴などがある方は、

物件を決めてから慌てるのではなく、

住宅購入の早い段階で住宅ローンと団信について相談する

ことをおすすめします。


5.健康状態によってはワイド団信を検討できる場合もある

一般的な団信への加入が難しい場合、

金融機関によっては、

ワイド団信

を取り扱っていることがあります。

ワイド団信は、一般団信より加入条件が緩和されているタイプの団信です。

ただし、

誰でも必ず加入できるわけではありません。

また、通常の住宅ローンより金利が上乗せされるケースもあります。

健康状態に不安があるからといって、

「住宅ローンは絶対に組めない」

と最初から決める必要はありません。

金融機関や住宅ローン商品によって選択肢が異なるため、比較してみる価値があります。


6.団信に加入しない住宅ローンという選択肢もある

住宅ローンによっては、団信への加入が必須ではない商品もあります。

代表的な選択肢の一つとして、住宅金融支援機構のフラット35などがあります。

そのため、

健康上の理由で一般的な団信への加入が難しい場合でも、

住宅購入そのものを諦める必要がないケースがあります。

ただし、

団信に加入しない場合は、

契約者に万が一のことがあっても住宅ローンがそのまま残る可能性があります。

そのため、

  • 現在加入している生命保険

  • 預貯金

  • 遺族年金

  • 配偶者の収入

  • その他の資産

などから、

家族が住宅ローンを返済できるか

を確認しておく必要があります。

住宅ローンが組めるかだけではなく、

万が一のあとも家族が暮らし続けられるか

まで考えることが大切です。


7.団信に入ったから生命保険を全部解約していいわけではない

住宅ローンを組むと、

「団信に入ったので生命保険はいらなくなりますか?」

という質問をいただくことがあります。

ここは慎重に考えてください。

団信が保障してくれるのは、基本的に住宅ローンに対する保障です。

一方、ご家族が生活していくには、

  • 毎月の生活費

  • 子どもの教育費

  • 車

  • 医療費

  • 老後資金

  • 葬儀などの費用

も必要になります。

そのため、

団信がある=生命保険がすべて不要

ではありません。

ただし、住宅ローン残高をカバーするために大きな死亡保障を設定していた場合など、保障が重複することもあります。

住宅購入をきっかけに、

「現在の生命保険が本当に必要な保障額なのか」

を確認する価値はあります。

大切なのは、

生命保険を解約することではなく、

団信と生命保険の役割を整理すること

です。


「家賃」と「住宅ローン+団信」は単純比較しない

住宅購入を説明するとき、

「賃貸は家賃を払っても何も残らない」

という表現が使われることがあります。

私は、そこまで単純に比較しない方がいいと考えています。

賃貸には、

  • 住み替えしやすい

  • 大きな住宅ローンを抱えない

  • 建物の大規模修繕を自分で負担する必要が少ない

というメリットがあります。

一方、住宅購入には、

  • 住宅という資産を所有できる

  • 団信によって住宅ローンに備えられる

  • ローン完済後は毎月のローン返済がなくなる

  • リフォームなどの自由度が高い

といった特徴があります。

だから、

団信があるから購入した方が得

というわけでもありません。

大切なのは、

賃貸と購入、それぞれのメリットとリスクを理解して選ぶことです。


宝塚市で住宅ローンを選ぶときは「金利だけ」で比較しない

例えば、

A銀行 金利が低い

B銀行 金利は少し高いが団信が充実している

C銀行 住宅ローン審査や団信の条件が自分に合っている

ということがあります。

この場合、

金利だけを見るとA銀行が一番魅力的に見えるかもしれません。

しかし住宅ローンは、30年、35年、場合によってはそれ以上付き合う商品です。

ですから私は、

  • 適用金利

  • 毎月返済額

  • 総返済額

  • 団信

  • 繰上返済条件

  • 手数料

  • 金利上昇時の負担

  • 将来の借換え可能性

などを合わせて確認することをおすすめしています。

「一番金利が低い銀行」ではなく、「自分たち家族に合った住宅ローン」を選ぶ。

この視点が重要です。


実際にあった「もし自分に何かあったら」という相談

以前、小さなお子さまがいるご家庭から住宅購入のご相談をいただきました。

ご主人が心配されていたのは、

「住宅ローンを組んだあと、自分に何かあったら家族はどうなるんですか?」

ということでした。

これは当然の不安だと思います。

そこで、

住宅ローン残高。

団信の保障内容。

現在加入している生命保険。

万が一の場合の家計。

などを一緒に整理しました。

団信の仕組みをご説明すると、

「家を買うことだけを考えていましたが、その後の家族のことまで考えないといけないんですね」

と言われました。

住宅購入で本当に大切なのは、

契約した日でも、

住宅ローンが実行された日でもありません。

その家で家族が安心して暮らし続けられること

です。

だから私は、物件と住宅ローンを別々には考えません。

金利。

団信。

毎月返済額。

家族構成。

将来の支出。

そこまで含めて住宅購入だと考えています。


住宅ローン・団信を選ぶ前に確認したい10項目

□ 団信への加入が住宅ローンの条件になっているか

□ 死亡・高度障害など基本保障の内容を確認した

□ がんなどの疾病保障を確認した

□ 保障される条件を確認した

□ 住宅ローン残高の何%が保障されるか確認した

□ 団信を付けた場合の金利を確認した

□ 現在の健康状態で加入できるか確認した

□ ワイド団信など別の選択肢を確認した

□ 現在の生命保険との保障の重複を確認した

□ 万が一の場合の家族の生活費まで考えた

団信は、

「付いているから安心」

ではありません。

何が起きたとき、どこまで保障されるのか

まで確認することが重要です。


よくある質問

Q. 団体信用生命保険とは何ですか?

住宅ローンの契約者が死亡または所定の高度障害状態になるなど、契約した保障条件に該当した場合に、保険金で住宅ローン残高の全部または一部を返済する仕組みです。

具体的な保障内容は商品によって異なります。


Q. 住宅ローンを組めば必ず団信に入りますか?

金融機関や住宅ローン商品によって異なります。

団信への加入を融資条件としている住宅ローンがある一方、団信加入が必須ではない商品もあります。


Q. がんになったら住宅ローンは全部なくなりますか?

商品によって異なります。

がんと診断された場合に残高全額を保障する商品もあれば、一部保障の商品や所定の条件が必要な商品もあります。

必ず契約内容を確認してください。


Q. 団信の保険料は別に支払いますか?

基本的な団信の保険料相当分が住宅ローン金利に含まれている商品もあります。

一方、保障を充実させる場合は金利が上乗せされることがあります。

金融機関・商品によって異なります。


Q. 持病があると住宅ローンを組めませんか?

必ずしもそうではありません。

一般団信以外にワイド団信を利用できる場合や、団信加入を必須としない住宅ローンを検討できるケースがあります。

個別に確認することが大切です。


Q. 団信に入ったら生命保険は解約してもいいですか?

団信と生命保険では保障する目的が異なります。

団信は住宅ローンを保障しますが、家族の生活費や教育費などまで保障するものではありません。

保障が重複している部分を確認したうえで、必要に応じて見直してください。


まとめ|住宅ローンは「金利+団信+家計」で選ぶ

住宅ローンを選ぶとき、

どうしても金利に目が行きます。

もちろん0.1%の違いも、長期間では大きな差になります。

しかし、

住宅ローンは金利だけの商品ではありません。

万が一のとき、

家族の住まいをどう守るのか。

病気になった場合はどうなるのか。

現在の生命保険と保障が重なっていないか。

購入後も無理なく返済できるのか。

そこまで考える必要があります。

団信は、

「住宅ローンのおまけ」ではなく、住宅ローン選びの重要な条件の一つ

です。

だから私は、

「一番金利が低いところにしましょう」

とは簡単には決めません。

住宅ローンの金利。

団信の内容。

現在の家計。

将来の生活。

ご家族の状況。

それらを並べて、

そのご家庭にとって納得できる住宅ローンを選ぶこと

が大切だと考えています。


宝塚市で住宅ローン・団信について相談したい方へ

ライズ・ステージ株式会社では、宝塚市を中心に伊丹市・西宮市・川西市・芦屋市など阪神間で、住宅購入・住宅ローン・住み替えなどのご相談を承っています。

「どの銀行を選べばいいか分からない」

「団信の違いが分からない」

「がん団信を付けた方がいい?」

「持病があるけれど住宅ローンを組める?」

「今の生命保険と団信が重複していないか気になる」

そんな段階でも問題ありません。

住宅ローンの金利だけではなく、

毎月返済額・団信・自己資金・購入後の生活費まで含めて

一緒に整理します。

物件が決まる前の段階でも、お気軽にご相談ください。


この記事を書いた人

天王寺谷 亮
ライズ・ステージ株式会社 代表取締役

宝塚市を中心に17年以上、不動産売買・住宅ローン・住み替え・相続など数多くのご相談をサポート。

住宅ローンでは「いくら借りられるか」だけではなく、団信、毎月返済額、家族構成、将来の暮らしまで含めた資金計画を大切にしています。

2026.08.15