menu

Newsお知らせ

私は「今は買わない方がいい」と言う不動産屋です。

不動産屋なのに、

お客様にこう言うことがあります。

「今は、買わない方がいいです。」

驚かれます。

営業失格だと言われたこともあります。

でも、無理なローンで10年後に苦しくなる未来が見えているのに、

そのまま契約させることは、私にはできません。

あるご夫婦が相談に来られました。

世帯年収は約900万円。

希望は4,500万円の新築マンション。

ボーナス払いなし、フルローン。

数字だけ見れば、通らない案件ではありません。

他社では「いけますよ」と言われていました。

ですが、私は違和感を覚えました。

返済計画は“今の収入前提”。

奥様は一度退職予定。

教育費はこれから本格化。

金利は変動。

「通る」ことと

「続く」ことは、まったく別です。

私はこう伝えました。

「今は3,800万円以内に抑えましょう。」

一瞬、空気が止まりました。

部屋数は減ります。

駅距離も少し伸びます。

でも、月々の返済は約3万円下がる。

年間36万円。

10年で360万円。

これは“余白”です。

人生は、計算通りにいきません。

転職、病気、親の介護、子どもの進路。

そのとき、余白があるかどうかで、

家は“資産”にも“重荷”にもなります。

結果、そのご夫婦は2LDKを選びました。

数年後、子どもが増え、

収入も安定し、

いまは戸建てへの住み替えを計画中です。

「あのとき止めてくれて本当に良かった」

そう言われた瞬間、

私は確信しました。

目先の100万円より、

10年後の信頼の方が価値がある。

私は、物件を売る仕事をしています。

でも、本当は

“人生の選択”に並走する仕事だと思っています。

他社でローン審査に落ちたご家族。

借金があって諦めかけた人。

認知症の親の家をどうすればいいか悩む人。

「無理です」と言うのは簡単です。

でも、可能性を拾いにいくのがプロだと思っています。

もちろん、全員を通せるわけではありません。

止めることもあります。

ブレーキを踏むこともあります。

それでも私は、

“売れるかどうか”より

“守れるかどうか”を基準にしています。

私は4人の父でもあります。

家は、見栄のための箱ではありません。

家族の土台です。

土台が傾けば、

笑顔も揺らぐ。

だから私は、

売らない選択もします。

それでも選んでくれる人と、

長く付き合いたい。

私は、

ただの物件屋ではありません。

あなたの人生の

一段上のステージを一緒に考える伴走者でありたい。

それが、私の不動産のかたちです。

 

ライズ・ステージ株式会社
宝塚市中山寺1-1-3
宝塚No.1の不動産屋を目指します
★売買☆賃貸★リフォーム☆

2026.04.17