宝塚市で相続した実家を売るには?売却前に確認したい7つの手順

結論|相続した実家は「まず査定」だけで進めない
「親の家を相続したけれど、何から始めればいいですか?」
相続不動産のご相談で、とても多い質問です。
相続した実家を売る場合、
不動産会社へ査定を依頼して、
売り出して、
売れたら終わり。
という単純な流れではありません。
実際には、
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相続人の確認
-
相続人同士の意思確認
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相続登記
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不動産査定
-
税金の確認
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家財の片付け
-
境界や測量
-
建物を残すか解体するか
-
売却方法の検討
など、複数のことを整理する必要があります。
そして大切なのは、
全部を一つずつ終わらせてから次へ進む必要はない
ということです。
専門家と相談しながら、
登記。
査定。
片付け。
税務確認。
売却準備。
を並行して進められる場合もあります。
宝塚市を中心に17年以上、不動産売買や相続不動産のご相談に携わってきた経験から、相続した実家を売却するときに確認してほしい7つの手順を解説します。
この記事で分かること
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相続した実家を売るとき最初にすること
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相続人同士で確認すべき内容
-
相続登記と売却準備の考え方
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売却前に税金を確認する理由
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家財を片付けるタイミング
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測量・解体が必要になるケース
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宝塚市で実家を売るときの注意点
1.まず「誰が相続するのか」を整理する
実家を売る前に最初に確認したいのが、
誰がその不動産を相続するのか
です。
例えば、
配偶者。
長男。
長女。
など複数の相続人がいる場合、
「実家を売りたい」
という気持ちだけでは進められません。
まず、
誰が相続人なのか。
誰が不動産を取得するのか。
共有で相続するのか。
などを整理します。
相続関係が複雑な場合は、
司法書士など専門家へ確認することをおすすめします。
売却を急ぐ前に、
不動産の権利関係を整理すること
が第一歩です。
2.相続人全員の意向を早い段階で確認する
実家の売却で時間がかかる原因の一つが、
相続人同士の考え方の違いです。
例えば、
「早く売りたい」
「思い出のある家だから残したい」
「賃貸にできないか」
「もっと高く売れるまで待ちたい」
「自分は判断を任せたい」
などです。
同じ家族でも考え方は違います。
そのため、
不動産会社と売却の話を進める前に、
相続人それぞれが実家をどうしたいのか
を確認しておくことが重要です。
全員が一度に集まれない場合でも、
電話やオンラインなどで意思確認を進められるケースがあります。
売却活動を始めたあとで、
「実は一人だけ反対だった」
となると、手続きが止まってしまう可能性があります。
3.相続登記と売却準備を並行して考える
相続した不動産を売却する場合、
登記関係の手続きが必要になります。
ここで、
「登記が全部終わるまで不動産会社には相談できない」
と思っている方もいます。
しかし、
査定。
周辺相場の確認。
家財の整理。
販売方法の検討。
など、
登記と並行して準備できることもあります。
そのため、
司法書士へ登記を相談する。
同時に不動産会社へ査定を依頼する。
という進め方も考えられます。
特に遠方に住んでいる場合は、
一つずつ終わらせるより、
最初に全体スケジュールを作った方が負担を減らしやすくなります。
4.「いくらで売れるか」と同時に税金も確認する
不動産売却では、
査定価格に目が向きます。
例えば、
3,000万円で売れそう。
3,500万円で売れそう。
という数字です。
しかし、
相続不動産ではもう一つ確認してほしいことがあります。
それが、
売却後にいくら手元に残るのか
です。
売却時には、
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仲介手数料
-
登記関係費用
-
測量費用
-
解体費用
-
その他売却に必要な費用
-
売却益が出た場合の税金
などが関係することがあります。
また、
取得費。
所有期間。
利用できる可能性のある特例。
などによって税務上の扱いは変わります。
不動産会社から一般的な制度について説明を受けられることはありますが、
個別の税額計算や税務判断は税理士へ確認する
ことをおすすめします。
「3,500万円で売れる」
だけではなく、
「売ったあと、いくら残る可能性があるのか」
まで考えて判断してください。
5.家財を全部捨ててから査定する必要はない
相続した実家には、
家具。
家電。
衣類。
食器。
写真。
書類。
など、多くの家財が残っていることがあります。
そこで、
「まず全部片付けないと査定できませんよね?」
と聞かれることがあります。
必ずしもそうではありません。
家財が残った状態でも、
査定できるケースはあります。
むしろ、
先に売却方法を決めてから、
どこまで片付ける必要があるかを考えた方が効率的な場合があります。
例えば、
仲介で一般の購入者へ売る。
不動産会社へ買取を相談する。
解体して土地として売る。
では、
必要な片付けの範囲が変わる可能性があります。
だから、
片付ける前に一度査定を受ける
という方法もあります。
6.戸建て・土地なら「境界・測量・擁壁」も確認する
宝塚市で実家を相続した場合、
戸建てや土地なら、
建物だけではなく土地の状態も重要です。
例えば、
-
境界
-
土地面積
-
接道状況
-
前面道路
-
高低差
-
擁壁
-
越境
-
土地形状
などです。
特に古くから所有している実家では、
境界標が見つからない。
隣地との境界がはっきりしない。
昔の測量図しかない。
というケースもあります。
売却方法によっては、
測量や境界確認を検討することがあります。
だから戸建ての相続では、
建物の築年数だけでなく、土地の状態まで確認する
ことが大切です。
必要に応じて土地家屋調査士などの専門家へ相談します。
7.「建物を残す・解体する」は査定後に決める
古い実家を相続すると、
「この家は古いから解体した方が売れますよね?」
と思う方も多いです。
しかし、
私は最初から解体することをおすすめしていません。
なぜなら、
中古戸建てとして探している方。
リフォームして住みたい方。
土地として探している方。
など、購入者によって需要が違うからです。
また、
解体には費用がかかります。
そのため、
建物付きで売る
一部修繕して売る
解体して土地として売る
買取を検討する
などを比較したうえで判断します。
「古い=壊す」ではありません。
宝塚市のそのエリアで、
どの売り方が合うのかを見てから決めましょう。
宝塚市では「同じ市内」でも売り方が変わる
宝塚市といっても、
宝塚駅。
宝塚南口。
逆瀬川。
小林。
仁川。
清荒神。
売布神社。
中山観音。
中山寺。
山本。
など、
エリアによって住宅需要は異なります。
例えば、
駅近のマンション。
坂道のある戸建て。
平坦地の土地。
広い敷地。
築年数の古い住宅。
では、
購入を検討する層が違います。
そのため、
「宝塚市の相場は○○万円」
だけで判断するのはおすすめしません。
近隣成約事例。
現在の競合。
土地条件。
建物状態。
を見て、
物件ごとに売却方法を考える必要があります。
実家を売るか「まだ決めていない」段階でも査定していい
相続したからといって、
すぐ売らなければならないわけではありません。
選択肢としては、
-
売却する
-
相続人の誰かが住む
-
賃貸にする
-
一定期間保有する
などがあります。
だから、
「まだ売るかどうか分からない」
という段階でも、
一度査定しておく意味はあります。
例えば、
売った場合はいくら。
貸した場合はいくら。
持ち続けた場合の費用はいくら。
という情報が分かれば、
家族で判断しやすくなります。
査定=売却を決めることではありません。
判断材料を増やすための査定でもいいと思っています。
遠方に住んでいる場合は「誰が窓口になるか」を決める
相続した実家が宝塚市。
でも相続人は、
東京。
名古屋。
福岡。
など遠方に住んでいる。
というケースもあります。
そんなとき、
毎回全員が宝塚市へ来るのは大変です。
そこで、
家族の中で誰が連絡窓口になるか。
司法書士。
税理士。
不動産会社。
片付け業者。
などとの連絡をどう整理するか。
を最初に決めておくと進めやすくなります。
相続不動産では、
売却価格だけでなく、相続人の負担を減らす進め方
も重要です。
相続不動産で連携する可能性がある専門家
相続した実家の売却では、
不動産会社だけでは完結しないケースがあります。
例えば、
司法書士
相続登記など登記関係。
税理士
譲渡所得や相続税など個別の税務相談。
土地家屋調査士
測量や境界確認など。
片付け・処分業者
家財や残置物の整理。
解体業者
建物解体を検討するとき。
重要なのは、
すべて自分で一から探すことではありません。
何が必要で、誰に相談すればいいかを整理できる窓口を持つこと
です。
相続した実家を売る前のチェックリスト
□ 相続人を確認した
□ 相続人全員の意向を確認した
□ 不動産の名義・登記状況を確認した
□ 司法書士への相談が必要か確認した
□ 実家の査定を受けた
□ 売却後の税金について確認した
□ 家財の片付け方法を決めた
□ 境界・測量の確認が必要か聞いた
□ 建物を残す・解体する両方を比較した
□ 相続人の窓口担当を決めた
この10項目を整理すると、
「次に何をすればいいか分からない」
という状態から抜け出しやすくなります。
よくある質問
Q. 相続した実家はすぐ売れますか?
相続関係、登記状況、不動産の状態などによって異なります。
まず権利関係を確認したうえで、売却までの流れを整理してください。
Q. 相続登記前でも不動産査定はできますか?
査定や売却準備について相談できるケースはあります。
最終的な売買に必要な登記手続きについては、司法書士などの専門家と確認しながら進めてください。
Q. 相続した家の荷物は全部片付ける必要がありますか?
査定前に必ずすべて撤去しなければならないとは限りません。
売却方法を確認してから片付け範囲を決める方法もあります。
Q. 古い家なら解体してから売った方がいいですか?
必ずしもそうではありません。
建物状態、解体費、土地需要、中古戸建てとしての需要などを比較して判断してください。
Q. 相続した実家の税金は不動産会社に聞けば分かりますか?
一般的な制度について説明を受けられる場合はありますが、個別の税額や税務判断は税理士へ確認することをおすすめします。
Q. まだ売却するか決めていなくても相談できますか?
問題ありません。
売却・賃貸・保有など、それぞれの選択肢を整理してから判断する方法があります。
まとめ|相続した実家は「売る前の順番」で進めやすさが変わる
親から家を相続すると、
「とりあえず売らないと」
と思うかもしれません。
しかし、
最初に売却価格だけを見るのではなく、
順番を整理することが大切です。
まず、
1.相続人を確認する
2.家族の意向を確認する
3.登記と売却準備を進める
4.売却価格と税金を確認する
5.片付け方法を決める
6.土地・建物の状態を確認する
7.建物を残すか解体するか比較する
この流れを整理する。
相続不動産では、
「一番高く売る」
だけが成功ではありません。
税金。
手続き。
家族間の調整。
時間。
手間。
まで含め、
家族が納得して実家を整理できること
が大切だと思っています。
実家は、
単なる不動産ではありません。
思い出がある家だからこそ、
急いで処分するのではなく、
必要な情報を整理してから決めてください。
宝塚市で相続した実家について悩んでいる方へ
ライズ・ステージ株式会社では、宝塚市を中心に伊丹市・西宮市・川西市・芦屋市など阪神間で、相続不動産・実家売却・空き家・住み替えなどのご相談を承っています。
「親の家を相続したけれど何から始めればいい?」
「まだ売るか決めていない」
「相続人が遠方に住んでいる」
「荷物が大量に残っている」
「古い家なので解体するべきか迷っている」
そんな段階でも問題ありません。
売却だけを急ぐのではなく、
相続人・登記・査定・税務・片付け・測量・売却方法
まで全体を整理し、必要に応じて各専門家と連携しながら進めます。
この記事を書いた人
天王寺谷 亮
ライズ・ステージ株式会社 代表取締役
宝塚市を中心に17年以上、不動産売買・相続・住宅ローン・住み替えなど数多くのご相談をサポート。
相続不動産では売却価格だけを見るのではなく、登記・税務・片付け・家族間の調整まで含め、相続人の負担をできるだけ減らしながら進めることを大切にしています。
2026.09.29
